排尿障害について

尿もれの症状をお持ちの方は、ケアの方法においても日常生活に不安を抱えており、その不安から日々の活動に制限を行っている方が多くみられます。尿もれケアの不安や不便さから、これまでよりも外出の回数を減らしてしまったり、スポーツや旅行、ドライブやショッピングなどのこれまで楽しんでいた日常生活に消極的になってしまったという声を聞きます。

多くの方が利用している尿パッドやおむつには、以下のような外出時の不安や不便があるようです。

• 尿パッドやおむつは頻繁な交換が必要
• 尿パッドやおむつはムレや臭いが気になる
• 通常の男性用トレイには尿パッドやおむつを捨てるゴミ箱がない
• 尿パッドやおむつは装着時のごわつきや違和感がある
• 尿パッドやおむつは服の下でのふくらみが目立ち気になる

コロプラストでは、日々の生活に制限を感じないで、日々を安心してお過ごしいただけるよう、コンドーム型収尿器と蓄尿袋による尿もれ、尿失禁管理をご提案しています。

• コンドーム型収尿器　：　ペニスに直接装着して使用し、収尿器の交換は1日1回。
• 蓄尿袋　：　収尿器に接続して使用する蓄尿袋にためられた尿をトイレで排出。脚に装着するレッグバッグタイプなら服の下で目立ちません。

尿もれの症状をお持ちでも、コンドーム型収尿器と蓄尿袋を使用することで、安心して毎日の生活をお過ごしの方は多くいらっしゃいます。弊社のコンドーム型収尿器と蓄尿袋 コンビーンについて、下記リンクより詳細をご覧ください。

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男性における排尿障害の主な原因

男性における排尿障害では、膀胱に尿が溜まり、空にできない排尿困難の状態が最も多くみられます。多くの場合、前立腺肥大症（BPH）と呼ばれる前立腺の肥大が原因となります。
また、尿失禁が起こる場合もあります。前立腺または膀胱の手術を原因とすることが多くみられますが、加齢に伴う骨盤底にある筋肉の衰えによる場合もあります。

女性における排尿障害の主な原因

女性における排尿障害では尿失禁が最も多くみられ、なかでも腹圧性尿失禁が多くみられます。多くの場合、出産や加齢による骨盤底にある筋肉の衰えが原因です。

神経因性膀胱

多くの場合、神経因性膀胱の方には脊髄損傷、多発性硬化症、二分脊椎、糖尿病、脳卒中などの基礎疾患がみられます。

排尿にお悩みをもつ方の多くが医療機関の受診には躊躇します。排尿に関する悩みを話すのは恥ずかしいと感じる方は多く、自分で対処しようとしたり、加齢による現象としてあきらめる方もいます。しかし、症状の原因を明らかにし、深刻な事態を避けるためには、医師に相談することが重要です。

医師に相談するタイミング

次のような症状が1つでもあれば受診しましょう。

• 残尿感がある
• 夜間就寝中、排尿のために頻繁に起きる
• 睡眠中に尿が漏れる
• 尿の勢いが弱い
• 尿路感染症になる
• 以前よりも排尿回数が多くなった
• 尿が少量でも切迫した尿意がある
• 切迫した尿意があり、時々トイレに間に合わない
• 運動したり、笑ったり、くしゃみをすると尿が漏れる

それぞれのお悩みの症状や原因に応じて、骨盤底筋体操、ライフスタイルの変更（食事および水分摂取の変更など）、医薬品による治療や医療用具による症状への対応などについて、医師からのアドバイスを得られるでしょう。
コロプラストでは、排尿できない方や尿失禁にお悩みの方に役立つ様々な製品をご提供しています。

排尿できない方

コロプラストは、清潔間欠導尿カテーテル（CIC）をご提供しています。自力での排尿が困難で、長期的な排尿法として導尿を必要とする方では、カテーテルによる自己導尿排尿は代表的な排尿管理方法です。自己導尿カテーテルによる間欠導尿は医師の指示のもとに行ってください。

尿失禁でお困りの男性の方

コロプラストでは、尿失禁のある男性の方向けに、様々なコンドーム型収尿器をご用意しています。ペニスに直接装着して使用するコンドーム型収尿器の先端を、脚に装着した蓄尿袋に接続し、蓄尿します。

外科治療

排尿障害の原因によっては外科的治療が必要な場合や有効な場合があります。受診機関の医師とよくご相談ください。

• おむつのようなごわつきがなく、体の動きを妨げません。
• レッグバッグを上腿や下腿に固定でき、服の上から目立ちません。
• 収尿器の交換は1日1回。おむつのような頻繁な交換が必要ありません。
• 尿は収尿器を通って蓄尿袋に溜められますので、においの心配も軽減できます。

1. コンドーム型収尿器コンビーンからお好みのタイプとサイズにあわせてお選びください。

• ペニスに直接装着する収尿器です。
• アプリケータ付きで装着が簡単なワンピースタイプと皮膚保護剤テープで固定するお肌に優しいツーピースタイプがあります。
• 最適な直径サイズを選びます。

2. ニーズにあわせて外部蓄尿袋をお選びください。

• レッグバッグは付属のベルトで脚に装着します。
• ニーズにあわせて容量とタイプをお選びください。

3. 最適な組み合わせでご使用いただけます。

• 収尿器を外部蓄尿袋に接続します。
• 尿は袋に蓄尿されますので目立ちません。
• 尿はトレイで排出してください。